FC2ブログ

ピアノの湿度対策 5

それではピアノに湿気の影響で故障が発生した場合はどうすれば良いでしょうか。
発生してしまった症状はそのまま放置しても直る事はありません。
但し、日によって又は時間帯によって湿度が変わる為に症状が少しましになったり、
ひどくなったりする事はあります。

故障が起こったらまず調律師に修理依頼をして下さい。
調律師が前述のような作業によって特にひどい症状が発生している個所を直します。

ときどきお客様の中で〔調律をすれば故障が直る〕と勘違いされている方がおられますが
〔調律〕は弦の張力を調整して音程を整える作業ですから〔調律〕では故障は直りません。
〔調律〕〔整調〕〔整音〕〔修理〕は各々別々の作業ですので依頼時には必ずどのような
症状が起こっているのか詳しく伝えて下さい。

次に故障予備軍に対してどのような処置をするかですが、修理後にどのような予防策を
取るかによってその手法が異なります。
又、湿気の原因が何かによってお薦めする予防策も異なります。

再発予防策として効果が期待できる物は
①除湿機の設置 ②ダンプチェイサー(ピアノ用ヒーター)の取付
この二つです。
湿度調整剤は故障が起こり難くする為には一定の効果が期待できるようですが、湿気による
故障が起こってしまう設置環境での故障再発予防には単独では力不足だと思います。

予防策について詳しくはこちらを参照して下さい。  ピアノの温度湿度対策
スポンサーサイト



プロフィール

 Piano Platz

Author: Piano Platz

ベヒシュタイン認定ピアノ技術者

ヨーロッパ製ピアノのメンテナンス・販売から消音ユニットの設計・開発などの仕事をしています。

  http://www.pianoplatz.co.jp

カテゴリー
月別アーカイブ
最近の記事
カレンダー
05 | 2008/06 | 07
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
最近のコメント
最近のトラックバック
ブログ内検索
RSSフィード
リンク